突然の変調に何が出来たか

七月十八日(一昨日)のことです。


この「メッセージ・ナウ」を書き換えて「アップロード」の操作をしたとき、変調は起こりました。


画面は凍結状態となって動きが進展しません。


おまけに、こんなときに取りあえず行う強制リスタートのコマンドさえ受け付けませんからさあ大変。



「えぇっ、こんなことってあるの!?」と聞く相手すらいない独学の素人の弱点が露呈されたようです。



とにかく終了しないと、次の訪問先への移動も出来ません。


これまで押した記憶のない背面のリセットボタンの存在を確認して強制終了までは行きました。



「あれがいけなかったかも」という変更を元に戻してやってみても、虚しく同じ状態となります。


直前の野心的な構造操作が、二度と復元できないダメージを、素人のタッチできない深層の部分に与えてしまった可能性があると想像はしても、原因は不明、全く手も足も出ないとはこのことです。



バックアップが残るようにはなっていますが、アップロード前に保存操作をするときに同時に書き換えられるものなので、元には戻せません。



絶望的な事態でも、よく観察することは常に必要です。


アップロードではないが、ブラウザ(インターネット閲覧用ソフト)を起動してネット上でのページの状態を疑似的に実現するプレビューの操作をしても同様にストップしますが、ブラウザを起動までも行きませんので、通信絡みではなくソフト内のトラブルのようです。



更新が長期間留守になることは、常連来訪者を失うことですから、何のメッセージもなくホームページに変化のない日が経つことが何とも長く感じられました。



さて、私はどのようにして三日ぶりながらアップロードできたのでしょう。



まず、これからはトラブルが無かった最終のファイル群を複製してから、さらなる変更を加えることを励行すべしということを肝に銘じました。



ホームページづくりに慣れた人を探して、類似のトラブルについての知識、ヒントになりそうなことを訪ねることから始めなくてはならないと考えました。


できれば同じソフトを知っている人がよいが、どうも見込みは薄いと思われます。



ネット上で色々な相談を公表して、読んだ人の中から回答を募るというサイトもあります。



それにしても、色々な箇所に手を加えてここまで作ってきた構築物がパーになるのかと思うと残念です。


たまたま残っているコピーの中で最も新しいものはと探したところ、六月十一日(約四十日前)のものがありましたが、この時点では、建物で言えば基礎と骨組みの一部が出来たくらいの段階で、配管・配線や内装はこれからといった段階でした。



まてよ、家に帰れば出張直前のバックアップがあるのではないか(残念ながら確実ではない)。


そこからの再作業なら、何とか許容範囲ではないか・・と、いずれにしても今はどうしようもないところに一縷の希望を託したり、考え尽くしてもその程度という感がありました。



この凍結現象には、強制リスタートが効かないのに、ソフトの強制終了は有効という、通常あり得なさそうな奇妙な現象も見つかりました。(超確率?)



ソフト内のトラブルと見られるところから、万一のこととして、徐々に増えてきたデータ量が紙一重で限界を越えて変調に至ったことも考えられないではないと、このソフトのメモリ使用状況を調べてみましたが、割当の半分程度を使っているので、まだ余裕はある感じです。でも、念のために割り当てメモリを五割増やして60MBとし、まずプレビューの操作をしてみましたところ、何と作業進行、プレビュー実現まで行ったではありませんか。


察するところ、このソフトはアップロードやプレビューに際してサイトデータの作成という作業をソフト内で行うので、およそ倍のメモリ容量が一時的に必要になると思われます。



アップロードという「特命」実行中のため、メモリ不足という事態のチェック・報告の回路に行かないという、一種の欠陥によるものだったようです。



早速アップロードの操作をしてみたところ、処理が実行されたのでした。



問題解決手法は、今回のような解決パターンもカバーしていなくてはならないはずです。


(旧メッセージナウ2005年07月20日~21日記事より)