「横綱の指」を忘れた日

私が出張にでるときの三大忘れ物を挙げると、マスク、携帯、「横綱の指」でしょうか。



マスクはホテルの乾燥した空気でのどを痛めないために就寝時に使います。


これは家内が忘れるとアウトです。



「横綱の指」は、乗物のシート、ホテルのベッドなどを按摩機に変身させる小道具で、私にとってはなくてならない必需品です。



携帯電話はこれまた必需品なので、置き忘れたりしないようにひも付きクリップで上着に留めてありますが、出かける時刻まで充分時間があるので充電を・・と欲張って、いざ出かけるときには持っていなかったといったことがありました。



忘れるたびに反省し、同じことを繰り返さないように手を打ってきましたので、近ごろはもう心配ないと思ったのが油断で、今回の7/14~7/21の出張では見事に「横綱の指」を忘れて出てしまいました。



今回は余裕をもって出かけたので、駅に着くまでに気がつけば、家までもう一度往復できるくらいの時間があったのに、駅のホームに出てしばらくするまで気付きませんでした。



ハッと気がついて「しまった」と思ったときの落胆は、おそらく想像つかないと思います。東京に着くまでの長い旅程を思い浮かべ、そこに「横綱の指」が無いことを考えると、もう勘弁して欲しい!家内に家から駅まで投げてよこして欲しい!とまで思ったくらいです。



こうなると、もう「横綱の指」依存症の趣があります。


いや、それほど使い慣れると不可欠の存在になるくらいに使い心地がよいものであることを改めて感じ、皆様にも知っていただきたかった次第です。



(旧メッセージナウ2005年07月24日記事より)