考務員募集 2006.2/1

考務員(情報生産技術専門員)


「考務員」は当社が世にさきがけて要員養成を始める新しい職種です。


これまで研究者やアナリスト、オピニオンリーダー等の一部が個人技として行ってきた「知的生産」を、先端の技術により職業的に行う専門職で、研究機関やシンクタンクといった頭脳部門の生産性を飛躍的に高める切り札として期待されます。


考務員となるには適性が認められ、かつ相当の技能訓練を経る必要があり、必ずしも容易な道ではありません。

しかし将来は産業界のみならず国家的課題や世界の問題に直接関わり重要な決定を支えていくことも考務員の役割であり、人生を賭けるに値するきわめて意義深い仕事です。


(募集内容は、古い記事のため割愛)

正面切っての「考務員募集」 は初めての例となりますが、社長によるこの発案を知って、“確かに本腰を入れるというのはこういうことだよな”と、まずは私が改めて感じたものでした。


それほど、在来の普の実態は「プロ化」という観点からは、まだまだ申し訳程度、あるいは本来の必要とかけ離れたレベルに相場を決め込んでいて、一方では私の方もあえてそうした状態にも希望や可能性を見いだそうとしてきたところがあります。


その意味でこのたびの募集は、現状に一石を投じるものだと思われます。


(旧メッセージナウ2006年2月10日記事より)