運転免許の更新 2006.6/18

何日か前、運転免許の更新に行ってきました。

日頃目を酷使していますので視力は悪くなる一方であり、これまでも毎回、今度こそ駄目かと心配しながら、それでもまだ行けたという更新を繰り返してきました。


特に前回はまだマシなほうの目から検査されたので、その記憶が手伝ってもう一方をクリアしたようなこともあって、五年を経た今度はどうにでもなれという気持ちもありました。

一方では何となく、何とかなるような感じもしていました。


検査担当の警察署職員は若手の女性でしたが、視力検査の答えを間違うと「は?」と言うような人で、若干の学習効果も得られる状況で、結果としては何とか認めてもらったような経緯でした。


そのことを通じて、私たちは日頃、自分自身の視力を管理できていないことを感じました。


明らかに駄目なレベルか、境界付近なのか、余裕で大丈夫なのか、日常で把握できているかというと、なかなかそうではないのではないでしょうか。

比較的入手できるのは眼鏡チェーンなどで提供している簡略型の三メートル用の視力検査表ですが、実際には利用するのには便利ではないと思われます。

我が家にもありますが自己の日常の視力把握には実用的ではありませんでした。


そこで視力評価の仕組みをインターネットで調べて(百科事典では情報が得られませんでした)、ハンディ視力ゲージというツールを作りました。

新聞を読むような50cmの距離で視力の自己評価ができる検査表です。

厳密には乱視等が絡むと多少の違いが発生するかも知れませんが、概ね有効な結果が得られます。

それによると、私の場合、片目ではそれぞれでの基準の0.7は怪しいものの、両眼ではほぼ見えていることが分かりました。

つまり、今回の更新でもあまり心配はいらなかったと言えるわけです。

これが事前に分かっていたら無駄な不安や期待を持たなくて済むので、希望の人には提供していきたいと思います。


それにしても、時間が逼迫していると、免許の更新に行くには写真が要る、写真を取りに行く前には散髪に行きたい(多忙のため二ヶ月も散髪できなかった)、そうなると限られた期間の中で理容院の混んでいない日はいつだろう(でも明日は近所の告別式だし)というような、複雑な選択に直面します。


幸い、6月中は久々に多少まとまった自宅滞在ができ、日頃できないことにある程度手が届きました。

うれしい今月に感謝です。


(旧メッセージナウ2006年6月23日記事より)