日常の超確率 2007.1/17

一月十五日は広島IST道場でした。

早めに家を出て広島市内で用足しをしてから会場に向かう予定で、まず第一の目的地に立ち寄った後道路に出ると、広島IST道場の主要メンバーである平石氏が奥さんと娘さんとの三人連れで歩いていて、先方から私を見付けて声をかけられました。


新年の挨拶などを交わしているうちに、今月に限っていつもの会場ではなく、平石氏の会社の会議室を借りて行う予定に変更になっていることを私が知らないでいたことが明らかになりました。


メールで連絡はあったのでしょうが、その点は認識していませんでした。


もし彼とばったり合わなければ、いつもの商工会議所ビルに行って、別の団体の会議で使われている最中に顔を出して邪魔をした後、慌てて連絡を取り、時間遅れで駆けつけるような事態になっていたはずです。

とにかく私にとっては必要な出会いでした。


これほど限られた人にしか関係のない用件について関わる人同士が、繁華街で偶然出合うということは、広島のような所でも極めて確率の低いことで、単なる知り合いでも過去にすれ違ったりした記憶はないぐらいです。


またまた超確率的な現象だったなと思うと同時に、こうした少し地味なケースは右から左に忘れてしまうために、いざとなると事例として思いだせる中には入らないのだなあとも思ったのでした。


その意味で、日頃のこういう出来事に慣れっこになるのではなく、きちんと感謝を表わすことも必要だと思った次第です。


(旧メッセージナウ2007年1月28日記事より)